当事者と家族の支援を行う専門家!ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員資格とは
最終更新日:2017年9月30日
ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員とは、日本全国に推計160万人とされるひきこもりの方とその問題を、正しく理解し、支援にあたる人材を育成する目的でできた資格です。
引きこもりの子を持つ親によるNPO法人「全国引きこもりKHJ親の会」が構成した「一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会」が運営しています。
ひきこもりの現状と支援のあり方、医学的視点から見た回復のステップなど、様々な支援活動があなたを待っています。ご自身の経験を活かして、手を差し伸べて見ませんか。
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深刻化するひきこもり問題とは?
ひきこもりは、若者だけの問題ではなく、子どもの貧困、貧困の連鎖、同居家族の高齢化による孤立など、年々問題が深刻化しています。一度ひきこもりに陥ると、社会とのつながりを失い、きっかけをつかめずに長期化してしまいます。問題解決の方法が分からないままに、本人も家族もひっそりと苦しみ続けているケースが多のが実情です。
また、時折テレビでも話題となっている、強引な連れ出しなどの手法は逆に当事者の心を傷つけ、悪化させてしまうこともあるため、より正確で適正な対応が望まれています。
深刻なひきこもりの解決には、理解ある第三者による支援や、医療的な関与が有効です。行政、民間の支援団体が一丸となった柔軟な支援ネットワークの構築と、より細やかな対策が必要とされています。強引な連れ出しは逆効果。正しい知識と理解が求められているのです。
ひきこもり支援相談士の資格を取るには
・受講資格は特にありません。どなたでも受講できます
・学習期間は3〜6ヶ月です
・ご自宅での資格取得が可能
こんな人におすすめ
◆ひきこもり支援に興味のある方
◆家族・身近にひきこもりの人がいる方
◆教育・福祉・医療に携わっている方
◆不登校・ニートなどに理解を深めたい方
◆心理カウンセラーの方のスキルアップ
◆青少年の支援に興味のある方
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ひきこもりの問題には、国も力を入れている
厚生労働省の施策として「ひきこもり地域支援センター」の常設が決まり、全国に設置が進んでいます。専門の相談員を常駐させ、ひきこもり問題の対応に当たることを目的としており、常駐相談員などで活躍できる人材育成に力を入れています。専門的な知識を持つ人のニーズは高まっていると言えるでしょう。
ひきこもり支援相談士の仕事
●自宅訪問による支援や家族面談(家族会、デイケアや希望者への就労支援など)
●カウンセリング
●ひきこもり地域支援センターでの常駐相談
●その他各機関・団体での相談
●ボランティア活動
●有償活動など
全国的な支援の輪が広がることが期待されています。青少年問題に関心のある方には、不登校訪問専門員養成講座もおすすめです。通信で子供の支援に役立つ知識を学ぶことができ、不登校訪問専門員の資格認定も取得できます。詳しくは無料の案内資料でご確認ください。
ひきこもり支援相談士の資格取得講座の魅力
●通信講座で時間も場所も自分次第
●講義DVDは充実の内容!7人の医師、臨床心理士、訪問サポート士による解説
●履歴書に記載できる
●キャリアアップも支援
ひきこもり支援相談士講座の主なカリキュラム
【ひきこもり支援とは】
・ひきこもり問題の現状と最近の傾向
・子ども・若者育成支援推進法について ほか
【ひきこもりの理解】
・ひきこもりの原因
・関連障がいの理解
(うつ病/統合失調症/発達障がい他)ほか
【求められる知識】
・支援の必要性
・ご家族との関わりや関係性
・ひきこもり支援の基礎知識
・国の「ひきこもり支援」
・相談支援の進め方と注意点
(支援計画の立案と、身近な目標の設定)
・個人情報保護の重要性
・医療機関と連携の必要性 ほか
・事例研究 ほか
ひきこもりの6割が40歳以上といわれ、高齢化が進んでいますが、支援を受けているのは5人に1人だけです。これからますますひきこもり支援相談士が求められていきます。
あなたの今までの経験をいかして、ひきこもり支援を学んでみませんか?精神的、体力的、そして経済的に限界を迎えたご家庭が、あなたの助けを待っています。関心のある方、どんな支援ができるのか、まずは無料の案内資料で確認してみましょう。