【口コミ・合格体験談】資格の学校TACで資格を取得した先輩方にインタビュー
最終更新日:2016年9月25日
資格のことを知るなら、実際に資格を取得した人に聞くのが一番です。そこでTACで見事資格を取得した方々に、色々とお話を聞いてみました。
今回お話を聞いたのは、司法書士の事務所を経営する傍ら、宅地建物取引士(宅建士)に合格した北村さん。ファイナンシャルプランナー(FP)資格に合格し、大手金融機関の人事部門に転職することが決まった宮地さん。就職活動中に日商簿記検定1級に合格した大東さんの3名です。皆さん、それぞれうまくTACの講座を利用して合格を勝ち取ったようです。
●今回ご紹介の資格取得講座
宅地建物取引士(宅建士)講座
ファイナンシャルプランナー(FP)講座
簿記(日商・全経上級・ビジネス会計検定)講座
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多くの合格者を輩出するTACの魅力が明らかに
現在の自分を変えるために、資格取得に挑戦!
●まず最初に、取得された資格と自己紹介をお願いします。
北村さん:宅地建物取引士(宅建士)を取得した北村です。5年前、千葉駅から徒歩数分のところに事務所を開業しました。主な業務は不動産登記と成年後見を行っています。
宮地さん:ファイナンシャルプランナー(FP)を取得した宮地です。法律事務所の人事部門で社会保険と給与を担当しています。今後、大手金融機関への人事部門への転職が決まっています。
大東さん:日商簿記検定1級を取得した大東です。就職活動を終えて、食品メーカーに入社する予定です。
●資格を取得しようと思ったきっかけについて教えてください。
北村さん:司法書士として不動産取引に関わっているので、不動産契約など宅建業者が担当する部分についてもっと知識を深めたいと思い、宅建士の勉強を始めました。宅建業者になろうというわけではないんですよね。
宮地さん:私は生命保険の見直しがきっかけですね。それまではパンフレットを見ても何もわからなかったので、生命保険の中身がわかるようになりたいと思ったのがFPを勉強するきっかけでした。
大東さん:私は、何か人と違ったこと、難しいことに挑戦して大学生活を充実させたいと考えていました。また、先輩たちの就職活動がうまくいっていない状況を見て、不安を覚えたんです。そこで、他の人と何か差別化を図りたいと考えたことも理由隣っています。
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新しいことを始める不安、それをクリアできたのは…
●資格の勉強を始めるにあたって、不安はありませんでしたか?
北村さん:土日に仕事が入ることもあり、きちんと講義にでられるか、どうしたら勉強時間を取れるのかが不安でしたね。
宮地さん:私は、子供が小さいし仕事もある。仮に講義に通えたとしても、予習・復習ができなくておいていかれるんじゃないか、挫折してしまうんじゃないかという不安がありました。
大東さん:私が両親や周囲から言われたのは、大学生活は楽しいことがたくさんあるんだから、本当に続けられるのかということでした。でも、私は負けず嫌いなんですよ。とはいえ、勉強は得意ではないので、ついていけるかという不安はありました。
●そうした不安がありながらも、挑戦を始めることができたのはどうしてだと思いますか?
北村さん:知り合いの宅建業者の方に「それだけ不動産に詳しいなら取得してみたら」と勧められたことです。そして、やってダメなら仕方ないなと考えたからですね。
宮地さん:私は、たまたまTACの早朝クラスの案内を見たんです。早朝クラスは朝7時から8時半までで、会社に出勤する前だから残業も土日も関係ありません。あとは自分が今までよりも1時間ちょっと早起きして睡魔と闘いながら通えるかです。週2回、1ヶ月半なら期間も短いしできるかもしれない、頑張れるだろうと思って始めました。早朝クラスに出会わなければ、今でも始めていなかったかもしれませんね。
大東さん:私の場合は、ちょうど周りの友達も始めていて「じゃ、やろう!」という感じで。ノリですよね。仲間と一緒にやれば何とかなるだろう、不安にばかりなっていても始まらないと思いました。
●今回ご紹介の資格取得講座
宅地建物取引士(宅建士)講座
ファイナンシャルプランナー(FP)講座
簿記(日商・全経上級・ビジネス会計検定)講座
勉強は量よりも効率を考えて!
●受験期間を振り返って、ここをこうしておけばよかった、と思われることはありますか?
北村さん:根を詰めて勉強していたら、早めに仕上がってしまったんです。でも知識って、ふと気づくと抜けているんです。本試験に向けて、もっとうまくピークを持っていけば良かったと思います。
宮地さん:私はスケジューリングが難しかったですね。FP2級のときに、本来は模擬試験の段階で過去問まで終わらせなければいけなかったのですが、そこまでいっておらず、模試の際に大コケしたんです。そこで先生に相談し、わからない問題を考えるより、全問に手をつけることを優先させたんです。そうしたら、模試でも点数が取れるようになりました。
大東さん:私は学生だから時間があると思い、後回しにしすぎて試験直前に苦労しました。基本的にスケジュール管理は苦手で、どんどんやるべきことが溜まってしまいました。わかるまで考え続けてしまうという勉強方法もよくなかったかなと感じています。
●これから勉強しようという方に向けて、勉強方法についてアドバイスをお願いします。
宮地さん:よほど関連性のあるもの以外、複数の資格を同時に勉強はしないほうがいいですね。私はFP2級と社会保険労務士を並行して始めました。内容的には重なっている部分もあるので大丈夫と考えたのですが、自分の中で知識がごちゃごちゃになってしまい、両方とも成績が下がってしまいました。
結局、FP2級の試験が終わるまではそちらに集中し、試験が終わってから社会保険労務士の遅れを取り戻しました。特別に必要な場合は別にして、資格試験に挑戦する際は、1つ終わってから次の資格に挑むのが良いと思います。
大東さん:私の場合は、勉強の「方法」を重視することですかね。僕は時間を使うばかりで、効率が悪くて…。それでTACの先生に相談したり、友人の勉強法を真似てみたりしたら、点数が伸びるようになりました。不安があったり、うまくいかなかったりしたら、TACの先生や友人に相談してみるのもいいと思います。
北村さん:私はたくさんある市販の教材には目もくれずに、TACの教材だけを使用しました。時間もない中なので、欲張らずに絞って勉強する方がいいと思います。
資格取得がもたらした、キャリアへの変化とは
●見事に合格されましたが、資格を取得したことで何が変わりましたか?
北村さん:宅建業者の業務内容を知ることで、仕事が円滑になりましたね。宅建業者から司法書士まで一体で行えば、不動産取引のプロフェッショナルになれると思いますが、資格制度としては分かれていますので、取り組み方を検討中です。実は宅建士に合格したことはあまり告知していないので、仕事への影響は未知数ですね。
宮地さん:私は資格取得により、勤務先での立場が大きく変わりました。FP3級取得前、私はIT部門の所属でしたが、合格を機に社内公募で人事部へ。退職金制度の移管を計画しているからぜひと言われました。さらに、業務の幅を広げるためにFP2級を取得しました。そして、人事部に所属しているなら法律の知識もと思い、社会保険労務士の資格を取得。すると、いちスタッフからアシスタントマネージャーに昇格しました。金融機関への転職に際しては、FPと社会保険労務士の資格を持っていることに加え、CFPの勉強もしているので、金融業界のことがわかるということで採用されました。キャリアも大きく変わり、それに伴い給与もしっかりアップしています。資格取得は自分への投資と言われますが、私はうまく回収できていると思います。
大東さん:私の場合はまずは、就職活動で差別化が図れたと思います。また、面接では「大学時代に何をしてきたか」は必ず聞かれます。そのときに頑張った経験がないと苦労するんですよ。でも、僕は簿記を勉強して資格取得をしたということを話せるので、就職活動を有利に進めることができ、希望していた食品メーカーの内定をいただけました。また、大学の単位取得にも簿記は役立ちました。経営学部ですから、簿記に関連した科目では、試験はすごく楽になりました。
●今回ご紹介の資格取得講座
宅地建物取引士(宅建士)講座
ファイナンシャルプランナー(FP)講座
簿記(日商・全経上級・ビジネス会計検定)講座
資格取得も大事だが、資格の活かし方を覚えることが重要
●普段のお仕事でどんな風に資格を活かしていますか?
北村さん:司法書士は、司法書士法人への勤務か独立開業が主な活かし方だと思います。独立の場合、資格を持っていることで自分が好きなように仕事をして売上を上げられるということが、メリットでありリスクでもあります。ただ、自由に生きていけるというのは大きいですね。
宮地さん:会社の中では、ただ資格を持ってるだけでは「すごいね」で終わってしまいます。だから資格取得も大事ですが、資格の使い方を覚えることが重要だと感じています。その資格をどういう方面で活かせるか、会社の中ではどんな使い方ができるのかを考え、工夫することが大切です。そしてチャンスが来たときに、自分の持っている知識や資格をプレゼンできる能力も必要になると思います。
資格取得は、まず第一歩を踏み出すことが大切。
●これから資格取得をお考えの皆さんに、メッセージをお願いします。
大東さん:学生の方にお話ししたいのは、大学4年間は本当に短いということです。あっという間に終わってしまいますから、何かをやるなら、何かを犠牲にしなくてはなりません。でも、自分が「これをやったんだ」と胸を張って言えるものにチャレンジすることで、就職活動も有利になると思います。まずはやるだけやってみる、一歩踏み出すことが大切です。
宮地さん:何かをやってみたい、と考えるなら、最初から難しい資格にチャレンジするのではなく、1~2ヶ月の期間で勉強できるレベルのものから始めるといいと思います。そのレベルなら少し頑張れば結果も伴いますし、面白かったら次を目指せばいいんです。まずはハードルの低いものから試してみてはいかがでしょうか。
北村さん:社会人として働きながらの受験は、決して楽ではありませんでしたが、ここでやめたら絶対にもうやらないと思い、がむしゃらに勉強したことを覚えています。社会人でもちょっとした工夫で勉強時間を作ることはできます。社会人も学生の方も、まずは第一歩を踏み出すことが大切です。
●今回ご紹介の資格取得講座
宅地建物取引士(宅建士)講座
ファイナンシャルプランナー(FP)講座
簿記(日商・全経上級・ビジネス会計検定)講座