職場のストレスチェック義務化でニーズ大！ストレスチェックコンサルタントとは
最終更新日：2017年9月30日
ストレスチェック制度が施行されて1年が経過しました。1回目の実施を何とか乗り切った企業が多いなか、今度は実施後の運用をどう進めるかが最重要課題になっています。
ストレスチェックとは、労働安全衛生法の一部を改正する法律により、50人以上の従業員のいる事業場は、2015年12月から年1回のストレスチェックと面接指導を実施することが義務化されました。
ストレスチェックとは、ストレスに関する質問票に労働者が記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる簡単な検査です。
「うつ」などのメンタルヘルス不調を未然に防止するための仕組みです。
・労働者が自分のストレス状態を知る
・ストレスをためすぎないように対処できる
・高ストレスの場合は医師の面接を受けて助言をもらう
・会社側に仕事の軽減措置などを実施してもらう
・職場改善につなげる など
ストレスチェックは正しく理解されて機能すれば素晴らしい仕組みになります。しかし、まだまだ制度を熟知した人材が少ないのが実情です。法律で50人以上の事業所には実施が義務化されたため、専門知識を有する人材に対するニーズは上昇中。資格を取得して、活躍の幅を広げてみませんか？
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専門知識のあるストレスチェックコンサルタントの資格を取得するには
資格を取得するには全心連公認のストレスチェックコンサルタント講座で学んで、資格を取得するのが近道です。全心連公認のストレスチェックコンサルタントとは、「ストレスチェック制度を熟知」「一連の流れをサポートできる」「企業のメンタルヘルスとして効果的に作用するよう、コンサルテーションできる」人材です。全心連公認のストレスチェックコンサルタント講座で学ぶ内容は以下の通りです。
●メンタルヘルスから見た企業を取り巻く背景
●メンタルヘルスケアの意義・指針
●労働安全衛生法
●ストレスチェック制度とは
●ストレスチェック制度導入前の準備
●ストレスチェック制度の実施
●面接指導と就業上の措置
●集団分析と職場環境の改善
●ストレスチェック制度実施の留意点
●カウンセリングと研修の効果
●企業向けプレゼンテーション
ストレスチェックコンサルタントは誰でも取得可能な資格ですが、特に人事・総務・労務担当者や管理者に最適です。制度の運用にあたっては多くの知識と準備が必要となり、さらにそれぞれの専門家とのネットワーク作りのためにも、制度全体への理解が欠かせません。ストレスチェックを効果的に運用するための具体的な方法等を身につけることで、転職の際のアピールポイントにもなります。
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資格取得後のメリット
「（社）プロフェッショナル心理カウンセラー協会 ストレスチェックコンサルタント会」のフォローアップ、継続教育を受けられます。
・ストレスチェック制度を熟知したスーパーバイザーによる、定期的な追加講習
・コンサルテーションに必要なツール、フォーマット等を支給（一部有料）
・カウンセリングにおいては、「プロフェッショナル心理カウンセラー」が担当
・弁護士・産業医・社労士・心理カウンセラーなどがサポート
全心連公認ストレスチェックコンサルタント資格認定試験概要
●受験資格：なし
●期間：3日間の講習（※保持資格等により優遇条件あり）
●試験日：資格取得講習最終日に実施
●形式：選択問題
●試験料：15,000円（税別）
●資格発行：一般社団法人 全国心理業連合会
類似資格のメンタルトレーニング、メンタルヘルス・マネジメント資格にも注目！
メンタルトレーニングとは？
「うつ」などの心の病気を心理学的視点から学び、心理カウンセリングや心理療法を行う資格です。メンタルケアの知識があることで、環境の変化に柔軟に対応でき、心の健康を保つことができます。
また、自分のメンタルコントロールや家庭・職場でのコミュニケーションにも活かせます。精神の健康を維持し心の負担を未然に防ぐメンタルケアは、ストレス社会と言われる昨今において大変注目を集めています。
メンタルヘルス・マネジメントとは？
ストレス社会で働く人たちの心の健康管理を行い、心の病を予防し心身共に健康で働きやすい状態を保つために、個々人が正しい知識を携えて自他のストレスに対処するための知識を習得する資格です。
今まさに注目される、将来を見据えた検定「メンタルヘルス」。企業内カウンセリングにあたって信頼性を得ることはもちろん、履歴書などにも誇りをもって記載できます。