米国公認会計士(U.S.CPA)試験の傾向と攻略のポイントをTACが分析
最終更新日:2017年9月26日
米国の会計士資格であるU.S.CPA(U.S. Certified Public Accountant, 米国公認会計士)試験は、2017年4月から新しい試験制度を開始し、8月17日(木)、8月22日(火)に新しい試験になって初めての合格発表を迎えました。
簿記検定試験・公認会計士などの資格取得に向けた教育サービスを展開しているTACは、難化したとされる新試験制度の傾向と攻略のポイントを分析し、TACのサイト上で公開しました。
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そもそも、米国公認会計士(U.S.CPA)とはどんな資格か?
米国公認会計士(U.S.CPA)はアメリカの会計士資格です。日本をはじめ、世界中でビジネス資格として人気が高く、日本では監査法人・日系グローバル企業・外資系企業への就職・転職や社内でのキャリアアップに活かせる資格です。
出題形式ごとの配点・試験時間の変更
試験科目数は、旧試験と同じくFAR(財務会計)、BEC(企業経営環境・経営概念)、REG(諸法規)、AUD(監査及び諸手続き)の4科目を維持していますが、旧試験との大きな出題形式の違いは次のとおりです。
●Multiple Choice問題(四肢択一問題)の出題比率が低下し、Task-Based Simulation問題(総合問題)の比率が増加
●BECにTask-Based Simulation問題が出題されるようになった
●科目間の横断(Content Integration)するような問題が出題されるようになった
●AUDの試験でFARの知識が必要になった
新しい試験に合格するには、今回の改正で追加された新タイプの問題を攻略する必要があるようです。
新試験から導入された3タイプの問題
分析スキルを問うMultiple Choice問題(証憑の分類や監査人としてのスキルを問う問題など)
Document Review Simulation問題(作成された書類を検証する問題)
BECのTask-Based Simulation問題(総合問題)
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TACでの新試験対策
新制度のU.S.CPA試験では、旧試験のスキルに加え、科目の境を越えた「総合的な応用力」を問う傾向が強くなりました。短期合格のためには「基本理解」が必須です。各テーマの基本的な考え方を理解し、ロジックで解くことを心がける必要がありますが、TACなら次の3つのポイントにより、安心して合格に必要な力を習得することが可能です。
(1)学習論点をロジックで理解、応用できるTACオリジナル教材TACだから合格できる3つのポイント
(2)新しい3つのタイプの予想問題が入ったBeckerオンライン演習ソフト
(3)米国公認会計士(U.S.CPA)試験最大手予備校Becker社と提携している、TACだからこそ伝えられる最新試験情報