キャリアアップ・スキルアップに直結する資格12選
最終更新日:2017年9月22日
転職、独立・開業、スキルアップ、企業内での評価アップ、年収アップ…など、資格を目指す理由や目的は人それぞれです。また資格を目指すなら、しっかり目的に直結する資格でないと、取得する意味がないと思う人は多いことでしょう。
そこで、今回はキャリアアップ・スキルアップに直結する資格12種類を厳選してご紹介します。
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狙うならコレ!キャリアアップ・スキルアップに直結する資格
独立・開業系は根強い人気
まず最初にご紹介するのは、揺るぎない人気を誇る行政書士資格。この資格は業務範囲が広く、独立・開業しやすいのが魅力の一つです。「法律資格の登竜門」とも呼ばれており、法律分野での活躍を目指すなら、取得しておきたい資格です。
また、金融分野での活躍を目標にするなら、お金について幅広い知識が養えるファイナンシャルプランナー(FP)資格がおすすめです。金融・不動産・保険業界など多くの業界でニーズが高く、就職・転職に強い資格として知られていますが、企業内FPとしてだけでなく、独立系FPとして活躍することができ独立・開業もできます。
「活用度の高さ」という視点では、社会保険労務士資格も見逃せません。年金・労働問題、社会保険のエキスパートとして、人事や労務管理に関わる指導などを行います。高齢化が進む今、年金分野でのニーズは拡大するばかりです。雇用不安や年金問題に応える専門家として、期待が集まっている資格でもあります。
超難関資格の人気が上昇中
底堅い人気を誇るのが司法書士資格と中小企業診断士資格です。どちらも難関資格ですが、その分社会的ステータスが高く、司法書士では司法の、中小企業診断士は経営のエキスパートとして、高評価を得ることができます。また、景気に左右されにくく、資格取得後の安定感も抜群です。
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手堅くいくなら専門系資格がおすすめ
いつの時代にも求められるのが簿記の資格です。企業の経理部門で安定したニーズがあるのはもちろんのこと、独立・開業を目指す方にとっても必須の知識です。
また、宅地建物取引士(宅建士)資格は、有資格者でなければ行えない「独占業務」があり、不動産業界では欠かせない存在です。試験は択一式のマークシート方式ですので傾向が掴みやすく、試験に出やすいポイントをしっかり押さえれば、短期間で無理なく合格を勝ち取ることができます。
同じく不動産業界で注目の資格が、マンション管理士資格と管理業務主任者資格です。マンション管理士は、マンションで発生するトラブルを解決に導くコンサルタントであり、管理業務主任者は、一定数の有資格者の設置義務があるマンション管理会社で活躍することができます。マンションで暮らす方の割合が増加している昨今で、ニーズも比例する形で上昇中。この2資格は試験範囲の重なりが多いため、一度の学習で2資格を取得することができます。
一方、国内ではなく国際的な仕事に興味のある方におすすめなのが通関士資格です。通関士は、申告・検査・関税納付・許可といった通関手続きを貿易業者に代って行う専門家です。通関業者に留まらず、流通会社やメーカー、商社や貿易会社、個人輸入まで幅広いジャンルで活躍することができます。
今の時代をとらえた、注目すべき資格も
このご時世に合った資格を狙うのもポイントです。例えば衛生管理者資格は、有資格者が不足しており、資格を取得するなら今が狙い時です。資格手当や昇給も期待でき、管理職を目指す方にも役立つ資格です。
著作権や特許・意匠といった知的財産マネジメントに精通した人材の証でもある知的財産管理技能士も要チェックです。数多く野企業から求められる国家資格で、転職活動時の武器になり、企業内評価アップにもつながります。
近年の高齢化の進行に伴い、認知症介助士資格にも注目が集まっています。現在、高齢者の4人に1人が認知症もしくは、認知症の予備軍と言われており、今後さらに増えていくと予想されています。介助者(資格取得者)の存在がますます重要になります。
資格診断ツールを使うのも一つの手
いかがでしたでしょうか。資格は持っていて損をすることはありません。
「どれも有効そうだけど、1つに決められない…」そんな時は、資格診断のツールを使って、自分に最適な資格を見つけるのも手ですし、もしくは関連資格が多いものの中から選んでみるのも一つの方法です。
資格同士の関連は驚くほど深く、互いに関連し合っています。行政書士、社会保険労務士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナーなどは関連する資格が多く、様々な分野での活用ができるため、仕事につなげやすいのが特長です。また、2つ・3つと資格を重ねていく際にも、効果的に厚みを持たせることができます。
ぜひ自分にあった資格を見つけて、チャレンジしてみてください。