資格合格コラム|行政書士の試験で、一歩差をつける戦略的な試験の受け方
最終更新日:2017年6月6日
行政書士試験には、他の法律職の試験にはない『一般知識等』という科目があります。受験生なら誰でも知っている通り、この一般知識等はかなり厄介です。試験範囲が明確でなく、とらえどころがない。そのため対策を立てにくいのが現状です。
しかし、一般知識等で24点以上取れないと、『足切り』で不合格となります。これが、行政書士試験を難化させている要因の一つでもあります。つまり、いくら法令知識があっても、一般知識で躓くといつまでも合格できないのです。
そこで、試験では戦略的に一般知識等を攻略する必要があります。でも、ご安心を。簡単にできるコツがあります。それは『まず一般知識等から解くこと』。一般知識の中でも、文章理解を先に解きましょう。
文章理解は、問題の最後に出てきます。問題文が長く、ここにきて時間切れになることがありますが、国語の問題なのでやれば得点できます。そのため、まっ先に得点源として解いてしまうのがよいでしょう。
次に、一般知識等が終わったら、法令等の『配点の多い問題から解く』のです。法令等が合計で122点以上(全合計180点以上)であれば合格できるのですから、最初から解く必要はなく、配点の多い問題から解いていくのが効率的です。
また、「多肢選択式」は、公表されていませんが部分点が付くと考えられます。つまり、「五肢択一式」は間違えれば0点ですが、多肢選択式は、全体としては間違ってても部分点として2点、4点などが付く可能性があります。
また、記述式は1問20点の配点と高得点が狙える問題です。ここでも、部分点の可能性があるので必ず何か書くこと。点は取りやすい所から取る、これが鉄則です。
ここまできたら、得意科目、重要科目を解いていきましょう。ある程度得点出来ている手ごたえがあると、気持ち的に後が楽です。
合格への近道はありません。ただし、コツコツ重ねた努力に戦略をプラスすることで、合格への道がはっきり見えてくるでしょう。
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