資格試験の学習を再スタートするなら「試験後1ヶ月以内」がベストな理由
どんな資格試験においても、試験後の再スタートは「1ヶ月以内」が望ましいと言われています。もちろん早ければ早いほどよいのでしょうが、とりわけ「1ヶ月以内」にこだわるべき背景には研究データに基づくしっかりとした理由があるのです。
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1週間後~1ヶ月後には、ほとんど忘却は進まない!
早期のリスタートが有効であることの理由のひとつに、「ゼロから始めるよりも有利であること」が挙げられます。しかし、中には「あんなに一生懸命覚えたんだし、まだまだすぐには知識が抜けることはないよ」「だから、そう焦ることはない」という方もいらっしゃるかもしれません。
では、実際のところはどうなのでしょうか。このことについては、興味深いデータがあります。ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウス氏が発表した『人の脳の忘却曲線に関する研究』によれば、“人の記憶”と“忘却”との関係として「1週間後(7日後)には77%を忘却、保持率23%」であることがデータとして明らかにされています。
つまり、皆さんが試験に向け、一生懸命頭に詰め込んだ知識というのはすでに8割がたは頭に残っていないことになります。覚えるまでには時間がかかっても、忘れるまでには超スピードが速い。このことは、なにもこうして研究データとして示さずとも、実体験としてご経験のある方も多いかもしれません。
記憶保持率としては、【1週間後で23%、1ヶ月後で21%】ずいぶん意外なことですが、不思議なことに、1週間後~1ヶ月後の間ではさほど知識量に変化がないということになります。
しかし、残念ながら、記憶は永遠ではありません。さらに1ヶ月を経過する頃、つまりトータルで2ヵ月が経つ頃には忘却は進み、「ほとんど忘れている」状態になるとのこと。
つまり、忘却率に変化のない【1ヶ月後まで】の期間を逃してしまうと、今年受験したことでのアドバンテージはほとんど失われてしまうことになるのです。
何はともあれ、「早め」が肝心
もっとも、上でご紹介した忘却に関するデータはともかくとして、単純に「勉強グセが抜けないうちに始めた方が良い」「モチベーションが高いうちにスタートすべき」ことは明らかです。
また、各スクールでも試験後にお得なキャンペーンを実施しているところも多いですから、せっかく始めるのであれば、少しでもこうした恩恵を受けられる方がよいとも言えます。
記述式次第で合否が分かれる、という方もどんな事態になっても良いように備えておかれるのが得策です。いざ、再スタートが決定してからでは、せっかくの知識もすっかり「忘却の彼方」です。
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