資格合格コラム｜「なんとなく覚えている」程度では、資格試験に通用しない。

最終更新日：2016年9月12日

社会保険労務士、行政書士、宅建士などの難関試験とよばれる試験を受験したことがある人なら経験があると思いますが、「なんとなく覚えている」程度では、試験には通用しません。

試験では、覚えた上で理解しているかどうかが問われます。そのため「過去問だと確かこんな感じだった」程度の知識だと、問われるポイントを変えてこられると正解できません。

難関試験で大切なのは、主体、客体、効果を意識しながら覚えることです。試験に出る条文と、問題の答えは一対一の関係ではありません。客体が変われば効果が変わることもあります。試験ではそこまで分かっているか問われます。

また、覚えているかどうかも試されるので、一見正解のようでも主体だけが間違っているなど、正確性も問われます。難関試験は大きく全体を把握した後は、細かく正確に覚えて理解していくことが大切です。

その際、全て丸暗記しようと思うととても無理なので、理由を考えながら覚えることです。そのことを常に意識していると、似ている条文だけど主体が違うなどの違いに気づくようになります。

そして、その理由まで理解した時、一つの条文だけでなく、関連条文についてもグッと理解が深まり記憶に定着するでしょう。

これにより合格にまた一歩近づくことになります。

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