資格合格コラム｜教材は単なる道具に過ぎず、学習するのは自分自身

最終更新日：2016年9月25日

どんなに優れた教材も、持っているだけでは合格できるわけがありません。実際のところ「テキストを読んだだけ」「ＤＶＤを見ただけ」で、分かったような気分になっていませんか。テキストを読む＝学習した、という気分ではないでしょうか。

教材は道具であって、学習するのは自分自身です。読んでも理解して覚えていなければ、意味がありません。では、学習したと言えるためにはどうしたらよいでしょうか。

まずは、学習計画を立てることです。「この日までに、この範囲の過去問を７割以上合格できるようになる」など、具体的な計画です。具体的な計画ができていないと、達成度が測れないので、結局なんとなくで終わってしまいますから、できるだけ具体的に立てましょう。

そして、期日がきたら達成度を確認しましょう。上記の計画であれば、過去問の正答率を確かめればわかります。

もし、達成していなければその原因追究を。ここで、「ちゃんと勉強していなかった」程度の追及は意味がありません。苦手部分があるのか、絶対的な時間が足りないのか、基本がまるでできていないのか、まずは原因をはっきりさせること。複数原因があることもあるので、洗い出しをしましょう。

原因が分かれば、あとは解決のための学習計画をさらに立てます。学習とは、この繰り返しのことです。コツはアウトプットを計画の軸にすること。「テキストを３回繰り返して読む」という計画だと、達成したとしても、その結果のアウトプットがどの程度できるかが、全く測れません。試験はアウトプットの勝負です。

教材は道具です。自信の学習計画に沿って、使いやすいものを取捨選択すれば良いのです。自分が「これは良い教材だ」と納得したなら、あとは使い倒して学習するのみです。

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