資格合格コラム|独学・通信教育・通学のメリットとデメリット
最終更新日:2017年6月6日
これから資格の学習を始める人は、自分に合った学習方法を考えることがスタートです。
まずは、独学、通信、通学の中からどの方法を選ぶか。それぞれメリット・デメリットがあるので、比較検討しながら考えたいところです。
また、生活スタイルから、どうしてもその方法しか選択できないこともあるでしょう。学習方法のメリット・デメリットに、自分自身の制約事項も加味して、どれが自分に合っているか考えてみましょう。
【独学】
○メリット:
・費用が安い
・自分のペースでできる
・教材を自分で選べる
・始める時期を選ばない
△デメリット:
・試験範囲と学習範囲が合っているかが客観的にわからない
・テキスト選択を間違えるとなかなか合格できない
・到達具合を測る指標がない、ペース配分が難しい
独学は、思いついた時にいつでも始められる半面、気軽に始めた分、気分がだれていつの間にか止めていた、ということが多い学習方法です。よほど意思が強い人でなければ、あまりおすすめしません。
ただ、今すぐ資格が欲しいという訳ではなく、実力を試すのにはよい方法でしょう。独学で試験を受けてみて、手ごたえを確かめてから他の方法に進むのもよいと思います。
学生が在学中に試験の学習を始めるなど、時間がある人向け、と言えます。また、土日も出勤のため通学講座がどうしても取れない人の、一つの選択肢です。
【通信教育】
○メリット:
・場所を選ばない
・目指す資格の教材がセットで届く
・比較的費用が安い
・WEB環境を使った学習など種類が豊富
△デメリット:
・ペース配分が難しい
・教材が送られてくるスケジュールに拘束される
・自主的に学習する必要がある
通信教育は、教材がセットになっていたり解説のCDやDVDがあったりして、初学者にとって取り組みやすい教材です。自宅以外にも、場所を選ばず学習できるので、忙しい人も利用できます。仕事の合間などに学習するとしたら、できるだけコンパクトなテキストを選ぶのがよいでしょう。
費用も通学よりは安いので、費用面のハードルも低いと言えます。ただし、きちんとした内容であるかどうかを確認しないと、ただ安いだけで結果がついてこない恐れがあります。サンプル等で確認しましょう。
資格試験の対象法令は、毎年のように改正されていますので、改正情報が正しく反映されているかどうか、HPも参考になります。
【通学】
○メリット:
・ペースが作り易い
・直接質問して疑問を解決できる
・受験生仲間ができて刺激になる
△デメリット:
・費用が高い
・場所が限られている
・通学できないと無駄になる
通学は、教室で授業を受けるスタイルなので、とにかく授業について行くだけでもそれなりの学習が必要です。つまり、自分でペースを作れない人や、一人だとついさぼりがちな人にはもってこい、と言えるでしょう。
疑問点を講師に直接質問することができるので、その場で問題解決でき、効率が良いうえに、質疑応答の中から学ぶことも多いです。
しかし、ただ通学しているだけでは、知識は身につきません。この点は、どの学習方法であっても同じですが、結局「学習するのは自分」なのです。通学は、この点学習した気になってしまうことが多く、注意が必要です。
時間と場所が限れますので、どちらかと言うと時間に余裕がある人向きでしょう。仕事などで何度も欠席すると、授業についていけなくなることがあります。
今回は、それぞれのメリット・デメリット、そしてどんな人に向いているかをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。まずは自分に合う勉強を見つけて、もし通信教育や通学講座を活用するのであれば、案内資料の取り寄せから始めてみましょう。
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