国家資格「ITパスポート」の特徴と効率の良い取得方法
最終更新日:2017年9月20日
今やビジネス社会においてITと無縁に生活することは難しく、職種や役職に限らずほぼ全てのビジネスマンに、ITの知識とそれを活かすビジネスの基礎知識を含めた「IT力」が求められます。
就職・転職やキャリアアップといった場面でも、「IT力」を持っていることは人材としての魅力を高め、他の方に一歩差をつける大きな武器となります。そんな「IT力」を客観的に証明するのが、経済産業省認定の国家資格「ITパスポート」です。
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企業からの評価が高い「ITパスポート」という資格
ITパスポートという資格の魅力は、「ビジネスに強い」ことです。過去のITパスポート試験受験者の受講動機を見ても、「職場が勧める」「就職・転職に有利だから」など、ビジネス関連の動機が上位に並びますし、人材採用時の判断材料に使用しているという企業も多く存在します。
さらに、社員の資格取得に際して受験料の補助や合格手当を支給している企業も多数あり、これはITパスポートという資格が企業から「お金を払ってでも社員に取得してほしい資格である」という高い評価を得ていることを示しています。
企業がこのITパスポートという資格をそれほどまでに高く評価している理由、それはITパスポートが「ITの総合力」を証明している資格である、という点にあります。
一般的に資格というと、ある特定の分野に特化した知識やスキルの証明をするものですが、ITパスポートは少し毛色が違います。ITパスポートは、もちろんその名前の通りITに関する知識が中心の資格ですが、その他にも企業経営に関する考え方、ごく基本的な法務など、ITの知識を活かす下地となるビジネスの基礎知識も幅広く試験範囲に網羅されている、総合的な資格なのです。
企業が欲するのは、ただ単にITに関する知識をたくさん知っている人材ではなく、ITをビジネスに活用できる、総合力を持った人材です。ITパスポートという資格は、まさにこの総合力を証明する資格です。だから、企業がITパスポートの有資格者を高く評価し、社員への取得を推奨しているのです。
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ITパスポートで身につく知識
ITをビジネスに活用するための基礎知識が満載で、資格取得がそのまま「企業からの評価」に繋がります。
●ストラテジ系(経営全般)
身近な業務に関する法律や権利、経営戦略について学習。企業の経営管理や日常の業務を分析する際に活かせます。
●マネジメント系(IT管理)
「プロジェクトを適切にマネジメントする知識」など、IT管理の基礎を学びます。若手社員や管理職の方は特に学んで損のない知識です。
●テクノロジー系(IT技術)
パソコンなどの端末、ネットワーク技術の基本など、業務を行う上で不可欠な内容です。知識は業務の効率化に役立ちます。
短期間で資格を取得するなら、ユーキャンがオススメ
ユーキャンでは、価値あるITパスポート資格を効率的に取得できる通信講座が用意され、みなさんの資格取得のサポートをしてくれます。特に、IT初心者の方、まとまった時間が取れない方には、ユーキャンはうってつけです。ユーキャンの通信講座には、そういった方たちを合格に導くための教材とサービスがあります。
試験範囲である3つの分野「ストラテジ系(経営全般)」「マネジメント系(IT管理)」「テクノロジー系(IT技術)」には、各分野に対応したテキストが用意されています。システムの仕組みなどはイメージがしやすいように、図やイラストを豊富に使用。またカタカナや英語の多いシステム用語などは欄外で詳しく解説し、IT初心者の方や文系の方にも知識がしみこみやすく、すんなりとITに溶け込むことができます。
また、ユーキャンの受講生専用のインターネットサービス「学びオンラインプラス」には3年分、計6回の過去問が収録されています。実際の解答形式を体感しながら実践経験を積むことが出来ます。さらに、本試験対策に「タイプ別対策ブック」もセットに。過去の問題を徹底分析し、タイプ別に分け、それぞれの解き方と対策ポイントを分かりやすく解説しています。試験問題の種類や傾向を予め理解できるので、効率的に学習し、本番でも戸惑うことなく解答ができます。
さらに、ユーキャンの講座では添削・質問対応サポートもあります。全5回の個別添削、学習内容上での疑問に対応しているほか、インターネットサービスでは、パソコン、スマートフォンで学習のポイントを短い動画で見ることも可能です。多様なサービスで合格をさらにバックアップしてくれます。短期間でIT国家資格を取得してみませんか?
ITパスポート資格の試験ガイド
受験資格
制限なし。どなたでも受験できます。
試験時期
原則毎日実施しています。
受験形式
四肢択一式のマークシートです。
合格基準
次の両方を満たした場合に合格です。
①総合得点が600点以上
②各分野別得点がそれぞれ30%以上