資格合格コラム|ゴールから逆算して、試験の学習範囲を網羅する
最終更新日:2017年6月6日
どうしたら時間切れとならずに試験範囲を網羅して学習できるか。ポイントはたった1つ。「ゴールから逆算すること」これだけです。
試験の日程は決まっているので、試験当日に学力のピークを持ってこられるよう、逆算してスケジュールを立てます。簡単な例でいうと、試験まで10日、テキストが100ページなら、1日10ページ進めれば、全範囲を学習できることになります。ここで10ページを学習する際に1時間かかるか3時間かかるか、これはやってみないとわかりません。
そのため、最初から時間で目標を立ててしまうと、まじめにやっても全範囲が網羅できるかがわからないのです。実際に10ページ学習してみて、かかる時間を算出しましょう。やってみないとわからないので、とにかくやってみることです。
最初は時間がかかると思いますが、知識が増えてくるとだんだんスピードが上がってきて、同じ分量でも短い時間で学習することができるようになってきます。そうなってきたら、短い時間で効率よく学習して終わるのもよいですし、余った時間で先取り的に学習し、答練の時間をたっぷりとるのもよいと思います。
また、学習を進めていくうちに、こまめに復習を入れた方が覚える、ある程度まとまった範囲を学習してから過去問を解く方が自分には合っている、など自分に合った学習方法が見えてきます。
もしも、遅れが出てきたら、どこかで遅れを取り戻す必要があります。余裕を持って学習していれば、多少遅れが出てもすぐに取り戻せるので、可能であれば余裕を作りながら学習していくのがよいでしょう。
このように、時間ではなく進捗の分量で目標を立てると、ゴールに対してどこまで進捗しているか、ビハインドがあるのか、が常に自分で把握できます。これが大事な点です。ゴールに対する自分の位置を把握できていれば、「気が付いたら時間切れ」ということはありません。その手前で気付くことができます。
自分としてはまじめに学習しているつもりだが、なぜかいつも試験直前に「あれも出来ていない、これも出来ていない」となってしまう、という人はゴールから逆算して量で目標を立てる方法を取り入れてみてください。
やってみると、「こんなに時間をかけてもあまり進まなかった」「続けていたら、最初のころより早く量をこなせるようになった」というように、量で考えられるようになります。大事なのは、常にゴールとの距離を把握しておくことです。そして距離が離れたと思ったら、その都度進捗を見直してリカバリをすることです。これを繰り返すと、確実にゴールに近づきます。
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