資格合格コラム|行政書士試験まで、泣いても笑ってもあと1週間
最終更新日:2017年6月6日
本年度受験予定の皆さん、いよいよ本番がおよそ1週間後に迫ってまいりました。ここからをどう過ごすか、何を対策するのかが結果にも大いに反映されます。やるべきことを正しく実践し、万全な体制で試験に臨めるよう、頭の準備をしていくことが大切です。今回は、この1週間で取り組むべきことを提案させていただきます。
試験を目前にすると、どうしても「あれも、これも」と欲張りがちになりますがこれは厳禁です。残りおよそ1週間。これまでに積み重ねてきた学習内容を、およそ1週間というわずかな時間ですべて振り返り、納得いくまで復習することは可能でしょうか。おそらく、それは不可能です。どう考えても時間が足りません。
大事な時期の対策が特定の範囲に偏ったり、何となく中途半端な感じで終わってしまったりといった失敗例は、例年多くの受験生に見られるもの。皆さんは、ぜひともこうした失敗に陥らないでください。
「試験までの限られた時間の中で、こなすべきことは極力少なく」直前期であればなおのこと、心がけるべきスタンスです。欲張りはいけません。本当に必要なことだけに集中して取り組むのが得策であると言えます。
それでは、これからの1週間にやるべきこととは一体どんな対策なのでしょうか?その答えは「年度別の過去問を解くこと」です。なかなか大変かもしれませんが、時間を作っては実際の試験問題を本番と同じタイムスケジュールで解くようにしましょう。
受験当日さながらの体験を積極的に積み重ねることにより、皆さんの頭と身体が本試験仕様に仕上げられていきます。模試受験などですでに経験済みかもしれませんが、
本番同等のボリュームの試験をこなすのはかなりの疲労を伴うものです。準備運動なしで臨んだところで、十分な実力は発揮できないでしょう。
そういった意味で、事前の訓練によって身体で試験慣れしておくことは意外と大切であると言えます。また、過去問集というと一般的には設問の内容別に編集されているものがほとんどですが、このタイプは知識の習得や確認には役に立つものの「試験に慣れる」本試験の予行演習”といった観点ではほとんど意味をなしません。
この時期、全試験範囲がバランス良く網羅された実際の過去問題に取り組むことが、試験範囲の振り返りに有効であるほか、頭を本試験向きに切り替えることにつながるのです。加えて、取り組む問題は実際の過去問にこだわるべきであり、スクール独自の模試というのはあまりおすすめしません。
予備校主催の模試には、どうしても各々の「クセ」のようなものが色濃く反映されます。言葉で説明するのは難しいのですが、試験問題とは、解き進める上での「リズム」が異なります。最優先すべきは、あくまで「実際の本試験問題の演習」です。
当日、本試験としっかり向き合うために今一度、過去問題集に取り組んでみて下さい。泣いても笑っても、あと1週間。一番しんどい時期ではありますが、今こそ踏ん張りどころです。悔いのないよう、やり抜きましょう。
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