資格合格コラム|試験直前期には新しい問題に手を出さないこと
最終更新日:2016年10月2日
試験直前になれば、できるだけたくさんの問題を解いておきたいと思うもの。しかし、この段階で新しい問題集や予想問題に手を出すのはよいことではありません。
まず、予想問題は、問題としておかしいものが含まれていると考えた方がよいでしょう。試験の問題と違って、問題を作っている機関がしっかりしていないことがあり、条文の解釈が間違っていることや、解説が間違っていることがあるのは珍しいことではありません。
そのようなものに直前期に手を出してしまうと、「こんな問題見たことない」と、不安になるだけです。そもそも問題の精度が高いとは言えないので、疑ってかかるべきですが、直前期にはそんな時間はありません。時間の無駄です。
最良なのは、使いなれた過去問集を徹底的に復習すること。以前間違えた箇所を、一つも間違えなくなるまでやりこむことです。試験の問題はとても良く考えられて作られていて、どれも必要な知識です。つまり、基礎となるものです。
そのため、過去問でできない問題を残して置いてはいけません。完璧に仕上げましょう。この時期は、アウトプット中心の学習をする時期です。今さら新しい知識を入れようとはせず、基礎固めをしっかりする方が得点に結びつきます。
直前期になると、やり残したことばかり思いだして気持ちが焦るものですが、そこで焦って新しいことに手を出すと泥沼です。これまでの自分の学習を信じて、基礎固めとアウトプットに徹しましょう。
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