資格合格コラム|直前模試で見るべきポイント、それは「みんなが解けた問題を落としていないか」
最終更新日:2016年10月12日
直前模試で見るべきポイントは1つ。それは、大多数の人が解けている問題を落としていないかです。模試の結果が返ってきたら、問題ごとの正解率を確認しましょう。
そこで確認するのが、他の大多数の受験生ができているのに、自分は間違えてしまった問題はないか、ということ。
目安は試験のボーダーが6割なら6割、7割なら7割の受験生が解けている問題、とすればよいでしょう。
6割の受験生が解けているのに、自分は間違っているとすれば、合格ボーダーレベルの問題を落としているということになります。試験は満点が取れなくても合格できます。ボーダーを超える得点が取れればよいのです。
そのため、受験生の2割や3割しかできないような難問は、直前期に気にする必要はありません。集中すべきは、誰でもできる問題を自分も必ず得点するという点のみです。
もし、そのような問題を間違えていたら、徹底的に復習して弱点を克服しておくべきです。単なるケアレスミスではなく、勘違いしているかもしれません。そうなると、試験でも落とすでしょう。
また、模試を受けている中で、自信のある問題には○、迷った問題には△、分らなかった問題に×を付けておくと、結果が出たとき見直しの効率が上がります。
○を付けたのに間違えた問題は、試験でも同じ間違いをする可能性があるので重点的に見直しをしましょう。迷った問題と、分らなかった問題のうち、難問は思い切って捨ててもかまいません。
大多数の受験生ができている問題であれば、徹底的に復習を。試験直前期は、アウトプットを意識した訓練を行いましょう。
新しいことに手を出すのではなく、使いなれた過去問、模試を繰り返し解くのがおすすめです。
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