資格合格コラム|全ての学習範囲が終わっていなくても、模試は受験すべき。そして、徹底的に活用する。
最終更新日:2016年9月12日
試験3ヶ月〜2ヶ月前になると、様々な受験機関の模試が始まります。模試は必ず受験しましょう。仮に、全ての学習範囲が終わっていなくても、模試は受けるべきです。試験の練習だと思って、一度は受けてください。
模試は、何点取れたかを気にするのではなく、
(1)本試験同様の環境・時間でどれくらい力が出せるか
(2)問題を理解して解いていたか
(3)弱点はどこか
を、知るために受験するものと思ってください。慣れた環境と試験の環境は全く違います。試験では周りに人がいることで、気が散ることや、緊張感が伝わってきて、落ち着かないことがあります。そういった環境に慣れるために、模試は自宅受験ではなく、会場受験にするのがオススメです。
また、模試を解くときには問題用紙の隅に、理解して解答できた問題には「○」、迷った問題には、「△」分らなかった問題には、「×」など、理解度を記載しながら解いていってください。そして、自己採点する際に、自分の認識通り解けていたかをチェックします。
ここで、あまり得点出来ていなくても、認識通りであればひとまずはOKです。危険なのは、理解できていたと思った問題を間違えることです。勘違いや、覚え違い、理解不足があるということの現れです。
このように、自分の認識とのずれを発見することで、勘違いなどでミスする問題を潰していくことができます。もしも合格点が取れたからといって、そこで満足してしまったり、間違えた問題だけを復習するような方法で模試を受けていると、試験で勘違いなどによるミスをすることになります。
模試の間違いは「これで試験では間違えなくてラッキー」と思いましょう。模試は活用次第で合格に直結する力になります。なので、「とにかく受験すること」これが大事です。
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