資格合格コラム|資格の初学者が、勉強する時に気をつけることとは?
最終更新日:2016年9月27日
まじめな人ほど、分からないことがあるとそこで止まって調べたり、確認したりするものです。
しかし、これはあまりよい方法ではありません。特に初学者であれば、分からなくてもとにかく一通り聞く・読むをしてしまった方がよいでしょう。
条文は、それ単体で覚えようとするよりも、他の条文や制度との関連から覚える方が楽です。そのため、講義CDやDVDはとにかく一度通して聴いてしまうこと。わからない所には付箋を貼っておいて、後で見直しましょう。
聴き始めたころは、分からないことだらけで続けるのが苦痛に思うでしょうが、聴き続けているうちに、「ひょっとして、これはこういうこと?」と、自分なりに引っかかりができてきます。
また、最初に聞いた時にはわからないと思ったところも、聴き続けることで、自然と解決してしまうこともあります。聴き続けることで知識が増えて、自分なりに類推判断できるようになるからです。
とにかく一通り聞いてみれば、付箋を貼った箇所の半分以上は解決すると思います。後は残った分を、今度はじっくり解説を聞き、テキストを読みこみながら確認していけばよいので、最初から逐一調べるのに比べて時間も省けます。
何よりも、一通り聞いたり読んだりした状態なので、なんとなく引っかかるところがあり、全く初見で考えるよりも、理解が速く深くなります。
ただし、受験経験があったり、相当回数テキストを回しているにもかかわらずわからない所があれば、それはすぐさま調べて徹底的につぶすべきです。
わからない所をそのままにしておくというのは、考えない癖がつくことにつながります。「分らないところが分からない」という状態であれば、問題を解いてみて間違えた所を、なぜ間違えたのか徹底的に考える訓練をしましょう。
初学者も、わらない点は付箋を貼るなどして後で必ず確認できるようにしておくこと。わらない所を放置してよい、という意味ではありません。
わらない所を放置していると、どんどんたまってしまい、学習が苦痛になります。少しずつでも確実に解決していきましょう。
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